2016年7月29日金曜日

飾るということは、隠すということ



飾るということは その時点では



不要な物を選んでそのspaceから排除する事である。



私は新しいideaを絞り出す時



机の上にhが何もない事がbetter



何もない机の上に1本の鉛筆と真っ白い紙があればいい。



それも タテヨコの線とかもないものでなければ




ダメなんです。



人な何か思いかけない事でショックを受けた時などよく



「頭が真っ白になる!」と言われますが



その真っ白な状態になるのが



最も良いんです。



しばらくしてからーーーーー





平常心に戻り




新しい発想が浮かんでくるんですよね。。。










2016年6月25日土曜日

「既製品」 「規制品」




私は若い頃から大工仕事は大好きだった!!









でも、もう1つファッションの世界にも相当興味がありました。



高校の入学式の前日の事



ピッカピカの学生服(既製品)をおふくろに買ってもらい、その晩



家で試着してみたところ、



ズボンの丈はどうにかどうにかだったのに



全体的にダブダブで



イマイチスマートな感じがしない。。。。!!



どうしても気に入らなくて 即刻バラバラにしてしまった。



ウエスト、太モモ廻りと裾も自分にとって



理想的な形に仕立て直しアイロン掛けもして出来上がり。

(その頃スリムなマンボズボンというのが流行していた。)
(その時のミシンは焼津に嫁に行った姉が実家に置いていったモノで
足踏み式の蛇の目ミシン)


時計を見たらすでに夜中の


12時を廻っていた。



そして入学式の日、いくつかの運動部の勧誘を受け


もう1つ大好きだった水泳部に入ることにしました。


入部して2~3日くらいの放課後ひと泳ぎした後


バイク(競泳用のパンツの事)を脱いで



ズボンにはき替え帰ろうとした。すると


「お前のズボンカッコエーなぁ!!」っと今で言うちょい悪親父的な



先輩が羨ましそうな顔で。。。??



「そのズボンどうしたんだ??」と質問され


「斯く斯くしかじかで。。。」っと答えたら


「それなら俺のも詰めてくれ・・・!!」ということになり


結構口コミで何人ものズボンを縫って


帰宅すると勉強どころじゃなくて、せっせと足踏みミシンに向かって夜ナベの


日々でした。


だもんで



若い頃から規制品を買ってきた時には



ほとんどそのままでは満足したことはありません。


「既製品」と聞くと



「規制品」と聴こえてしまい


なぜか窮屈な感じがしてしまうんですよ。



ちなみに以前家内が子供達の為夏物の上下ペアの短パンとベストを



縫っているところ  見ていられなくて



「モーどいてみて~!!」っと



結局完成まで私が作った事もありました。

2015年1月6日火曜日

※ 進化する酵母菌 ※


永くひとつの仕事を続けていると...

そこには酵母菌が棲みついてくるようです。


ひとりの弟子は、大変な現代社会を生き抜く為には絶対に欠かせないツールを匠に操る・PCの名人!!


ひとりは建築現場という、ひのき舞台でくり広げられるパフォーマンス!
昨日まで何も無かった地球の一部、この地上にコンクリートの土台をつくり
さらにその上に組み上げていく ひとつ ひとつの作業はどれを取っても アーチステックなモノで感動的! と言いながら、日々の仕事に励んでいる。


又もうひとりは 片付け上手・ジックリタイプ。
けっして仕事は速くないけれど、その弟子が造り上げたモノを観るとナルホド・・・!と、関心させられる。


幸運にもそれぞれ強い個性を持ち合わせた集まりで成り立っている。

私が住まい造りとは・・・?
こういうモノでなければという一本の筋を貫きながら、伴に歳月を重ね棲みついてきて来てくれた酵母菌。

ココでなければ生まれえない 創れない!

それが

我社自慢の “蔵付酵母の家造り” ...なのだ!


2014年10月16日木曜日

#17 予備知識







私が20歳前 東京で働き始めのある日曜日の昼下がり
高校卒業してからも手紙のやりとりをしていた同級生で
住所はわかっていた、西オギクボの友達
(彼は当時デザイナー志望で武蔵野美大に在学)
の下宿先に突然訪ねて行った時のこと

当時は携帯なんかない時代でして・・・しかもその下宿先も
古本屋の2Fのふる~~~~い部屋で
その日はあいにく留守でした

しばらく無断で上り込んでゆっくり週刊紙など見ながら 
そのうち帰ってくるだろうと思いながら のんびりしていたら、
だんだん夜もふけてきて 結局一晩中彼は帰ってこず・・・!?

そのうち自分も眠くなってしまい きずけばもう 朝!! しまった!!

あたりはすっかり明るくなっている・・・

目的を達せないまま 物音をたてずに そぉ~~とその下宿を出ようとしたとき
なんと大家らしき人物がいるではありませんか

私は何をおもったのか とっさに 後ろ向きで歩きはじめ
下宿の入口を出ようとしたのです

不運にも?? いや 案の定 大家さんに 見つかりました
そして いきなり 大声で


「そこから入るな~~!!!」っ     と

怒鳴られてしまい 一瞬 ア゛~~!!っと思ったけれども
素直に回れ右して

「すみません!!!」と うなずきながら、何事もなかったかのようにそこを後にしたのでした

あの時 自分はなぜ??とっさに 後ろ向きに出ようとおもったのか?

以前からよく・・・・うちの 大家 うるさいんだよね
とその彼から聞かされていて 
そのことに 体が反応したのでしょうか??

ナイス判断 おかげで助かりました 

と こんな風に少ない情報からでも、ここというときに 活躍するのが
予備知識なんだなと

 この日を思い出すたび そう思うのでした。


     杉山 睦雄 








2014年9月22日月曜日

#16  むづかしい仕事の攻略法




「え~・・・!?ここ直すの~??」




数年前12番目の弟子の知人からのご依頼により
弟子と現場を見に行ったときのこと

そのお宅は 築40数年経過していてそれはそれは外壁がボロボロで・・・

その外壁と初対面のときのこと→エ~・・・!?ここ直すの?

正直な話これが私の第一印象でした
しかし

1時間経過すると→だんだん見えてくる 

2時間経過すると→はっきりと見えてくる 

3時間経過すると→攻略法が浮かんでくる

4時間経過すると→仕事がおもしろくなって来て意欲MAX!!


数か月後 無事工事は完成しさっきまでベールに包まれていた外観の全貌が
あらわになり  小学生~おじいちゃん おばぁちゃん みんなから

「きれいにできたね!!」  とほめられました。

ある人は 毎日通う道なのに何かが違う・・・・?

1瞬 快い戸惑いを感じ、立ち止まっているようで・・・。

その様子を弟子と私は 高い足場の上から眺めさせてもらっていると
真下を通る人たちの聞こえない声も、その仕草で
はっきり読み取ることができるようでして、実に痛快!

ついつい 笑みがこぼれてしまうのです


               杉山 睦雄






2014年8月30日土曜日

#15 快適な住まいづくりとは・・・?


まだまだ暑い日が続いていますね・・・!

1日の仕事がひとまず片付いた夕暮れ時 冷えたビールの1杯は また格別!
最近ちまたでは 塩分控えめの食事をおすすめということですが、
今夜のつまみも 色々用意して頂いたものです。

私はつまみには特にこだわりはない方なんですが
ゆでしらす、桜えびのゆでたて 鶏肉のマヨネーズ揚げ 茄子と胡瓜のぬかづけ
それに チーズケーキ風のお豆腐

これだけあれば十分!!

ひととおり 味わっていたら不足しているものと 足りすぎているものに気付きました。

茄子のお新香は漬かりすぎていて しょっぱかった、
でもチーズケーキ風のお豆腐は塩加減が今少し と思ったのです。

でも近くにお醤油が見当たらなかった・・・?

「アッ!そうだ  この茄子と 豆腐と一緒につまんで試したら???」

けっこういい感じでおいしく頂けたのです。

こんな風に不便なことに 遭遇したとき そのことをストレスと思わずに
どうすればいいか?? 考えるチャンスをいただいたのだ!
そう考えるようにしています。

弟子に対しても最初は使いにくい道具を
あえて与えるようにしているのです。

その道具を 自分で使ってみて、どこが良くてどこが使いにくいかを
自分自身が感じることが大事だから

日頃から不便さを 味わいながら快適な住まい造りとは・・・?
どういうものなのか? と 思い考えている毎日です。

                                         杉山 睦雄

2014年7月30日水曜日

#14 未完成を楽しむ


我が家は30数年前 新築したものですが
その当時から、なぜかところどころ未完成の部分があるのです・・・




当初からここはああしよう・・・?いやこうしよう・・・?
と気持ちが固まらないまま いつのまにか30年!!

でも こうなれば ここの所、随分便利になりかっこよくなるなぁ・・・とか
頭の中でアレコレ想像していると結構楽しいものですよ

住いというもの 家族構成とか
長いサイクルで観れば 意外と流動的であり
その時代、時代を楽しみながら住まえたら 最高!だと思います

今 私のところでは 3才と0才の 孫と 一緒に遊べる空間づくりを考えているところです。
言ってみれば、大人 子供に限らず

人間には 完成はないのかも・・・・・・・

                             

                               杉山 睦雄