2016年8月31日水曜日

夏休みの思い出




今年の夏は特別暑かったですねえ。。。。


私が小学校2年生の時の夏休みのある日の事です。

その日は雨上がりで朝から

ジリジリと暑くて

いつものように自宅で海水パンツに履き替えてゴム草履を履き
弟と一緒に前浜(大浜プールの近く)へ

歩いて2.3分 まるでプライベートビーチのようだった。

昼飯も食べずに夢中の2人。

渚で遊んでいると どこからたどり着いたのかあそこにも
ここにもというくらい色んなものが波打ち際に打ち上げられているんです。

貝殻。シーグラス。珍しい小石。穴明石など見つけるのが大好き!

時の経つのも忘れ気が付いたら赤い夕陽が傾き掛けてきていた。

そろそろ帰ろうかと思った時

ちょっと先に光るモノを発見!!







綺麗な小瓶を見つけたのです。

そばに近づいて手の取ってみた。

「えー!?これなんだろうーーー!?」

と思ってビンの中をよく見ると何か書かれていた紙片が見えた。
早速弟と恐る恐る開けて見た。
まだ漢字なんて読めない頃だったので
急いで家に持ち帰って8つ上の兄さんに読んでもらった。
すると。。。

「誰かこの手紙を拾ってくれたらお返事ください」

っと書いてあるんだよ。
それに住所と名前も書いてあるよ。。。っと。


御前崎の人のようです。
早速その葉書を見ながら片言の日本語で書いた1枚の葉書を
小学校の近くのポストに入れました。





そして2か月くらいたった頃返事が来ました。

「スギヤマクンコンニチハ。見つけてくれて有難う
その手紙は夏休みが始まったばかりの頃ボクが鎮波海岸から願いを込めて
流したものです。ボクは今高校1年生で将来は海の上で活躍できる仕事に
就きたいんだ!!スギヤマクンも大きな夢に向かって頑張って!!」

と返事が返ってきたんです。

その時嬉しくて嬉しくて。。。


この間5歳になる孫に話したら

「私もやってみたい!!」


「そうだね、今度やってみようね。。。」


顔も見たことのない知らない人。

色々想像しながら思いにふけるヒトトキ

ホノボノとした良い夏休みの思い出になりました。






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